明治安田J2・J3百年構想WEST-Aグループ2位の富山と、4位の新潟による上位対決だ。双方とも5連戦初戦の前節で勝利を収め、勢いに乗ってこの一戦に臨む。
前回対戦した3月20日の地域リーグラウンド第7節では、富山がセットプレーから前半だけで3得点を奪い、新潟の猛反撃をしのいで3-2で制した。富山はこの勝利を起点に連勝を『6』(第8節・今治戦はPK戦勝ち)まで伸ばして継続中。前節はアウェイで今治を2-1で下し、ついに首位・徳島と勝点で並んだ。一方の新潟はその後の5試合を4勝1敗(PK戦勝ち2試合)。ホームゲームだった前々節・今治戦と前節・FC大阪戦をいずれも1-0で勝ち切って明らかにチーム状態が上向いている。雪辱か、返り討ちか。注目度の高い隣県ダービーは前回以上に中身の詰まった好勝負が期待できる。富山の安達 亮監督は「クオリティーが高く、選手も観客も楽しめるようなゲームをお見せしたい」と意気込んでいる。
1試合平均得点(2.33)がJ2・J3の40クラブ中2位の富山と、クリーンシートが同最多タイの8試合を数える新潟の攻めと守りがぶつかる。
富山は攻撃重視のポゼッションスタイルで上回るためにも、リスク管理やカウンター対応など守備の集中力が欠かせない。ましてや新潟はFWのマテウス モラエスと
若月 大和の突破力、SBの
藤原 奏哉と
佐藤 海宏の高精度のアーリークロスなどを生かした速攻の切れ味が鋭い。前回対戦では古巣の新潟相手にプロ初得点も決めた守りの要・
岡本 將成が今回も勝利へのカギを握っている。
[ 文:赤壁 逸朗 ]