明治安田J2・J3百年構想WEST-Bグループ地域リーグラウンド第11節で90分勝利、前々節がPK戦負け、そして前節が90分負けと、ここ3試合の戦績が同じ両チームの対戦。今節で勝利を挙げるためのポイントもともに同じと言えそうだ。
ゴールデンウィーク5連戦の3戦目で中3日。両指揮官はメンバーのやり繰りに頭を使わなくてはいけない局面であり、その決断が試合の行方に影響を及ぼすだろう。北九州は前節・宮崎戦で負傷から実戦復帰を果たした
平松 昇が累積警告で今節が出場停止となるが、前節出場停止の
岡野 凜平が戻ってくる。一方で、大分には出場停止選手はいない。
北九州は前節、宮崎に0-3で敗れた。「イージーな形での失点が重なってからのスタートだったので苦しい展開だった」(増本 浩平監督)が、その後はボールの保持、前進を含めて攻撃面ではシステムのズレをうまく生かして多くのチャンスを作り、宮崎の14本を上回る15本のシュートを打った。しかし、結果は無得点。「(前々節・)山口戦はやり切るところが良かったが、今日は『もっと良い形』を求めたことで、やり切れなかった」と、指揮官はフィニッシュの場面での思い切りが足りなかったことを反省点に挙げた。
一方の大分も前節・熊本戦で相手を上回る12本のシュートを打ちながら無得点。四方田 修平監督は、その要因をゴール前で「もう一歩力が足りない」と言い、全試合で先発しているボランチの
榊原 彗悟は「ゴール前まで行く形や決定機も作れてはいるので、最後に決め切るところの質の部分が課題」とした。
前回対戦の第2節では、北九州が[4-2-3-1]の選手配置だったが、現在は大分と同じ[3-4-2-1]に移行しているため、今回はミラーゲームとなるはず。マッチアップが明確になる中で、マークをいかにはがして相手ゴールに迫るか。前節で出た課題の修正を含め、両チームの攻撃面に注目したいゲームとなる。
[ 文:島田 徹 ]