約4カ月にわたる明治安田J2・J3百年構想リーグも、いよいよラストマッチ。
2週連続の開催となるニッパツ三ツ沢球技場では、横浜FCと山口が、2シーズンぶりに顔を合わせる。
ホームの横浜FCはJ2・J3百年構想EAST-Aグループ地域リーグラウンド第16節・湘南戦から、4試合続けて90分での勝利を収めている。第15節・栃木C戦のPK戦勝利を含めれば5連勝中と、右肩上がりで結果を向上させている。
一方で、3-0で勝利した第18節・仙台戦、プレーオフラウンド第1戦・大宮戦の2試合で、ボール保持率が相手を下回った。須藤 大輔監督は「相手が来ているのに無理に後ろで回す必要もない」と前置きしつつも、「まだまだブラッシュアップしていかないといけない」と語る。
改善の一手として挙げられるのが、サイドを起点にした攻撃。両ワイドで相手に“怖さ”を与え、ディフェンスラインを押し下げられるかが肝となる中で、古巣戦に臨む
新保 海鈴の活躍には期待が高まる。
対する山口は、プレーオフラウンド第1戦で高知と対戦。6分と29分に
山本 駿亮がゴールを挙げて2点リードしたものの、後半に追いつかれ、タフな延長戦を強いられた。
最後はベテラン・
小林 成豪のゴールで勝ち越せたことはポジティブな材料ではあるものの、リードしたあとの試合の進め方は、今大会を通じての大きな課題の1つでもある。
ボールを巧みに動かして相手を疲弊させ、後半に勝負を懸ける戦い方も得意な横浜FCに対し、奪いどころをチーム内でしっかりと共有しながらゲームを進められるかが、勝負のカギを握る。
続く2026/27シーズンに、横浜FCはJ1復帰、山口はJ2復帰を目指す中、目標達成を後押しする勝利を収め、良い形でシーズンを終えることができるのはどちらのチームか。
[ 文:青木 ひかる ]