対戦相手は昨季大きな借りを作ったYS横浜。明治安田J3第33節、試合前の時点で2位の藤枝は優勝の可能性をわずかに残していたが、ここでYS横浜に0-3で完敗したことで、北九州の優勝が決定。群馬にも抜かれて最終順位は3位となった。その悔しさをぶつけて今季初勝利につなげることが藤枝のミッションだ。
藤枝の最大の課題は守備にある。昨季は無失点が17試合という堅守を誇ったが、今季は2試合で5失点。ディフェンスラインにケガ人も出て、昨季の強みを出せていない。攻撃のほうは、前節・相模原戦ではシュート数18本と開幕戦(2本)よりも大幅に増やして2得点と、補強した攻撃陣が本領を発揮しつつある。2点以上取れそうな雰囲気は出てきているので、守備面が最大のテーマと言えるだろう。
YS横浜は前節・富山戦では前半に3点リードしていたが、後半に4失点して逆転負け。しかも最後の失点は90+3分という非常に悔しい負け方だった。こちらも守備の立て直しが欠かせないが、ボールを支配しながらゴールに迫っていく力が非常に長けたチームでもある。YS横浜の攻撃vs藤枝の守備という構図も大きな見どころとなりそうだ。
[ 文:前島 芳雄 ]


