地域リーグ時代から火花を散らしてきた、因縁浅からぬ両チームの激突。長野ホームの前回対戦は互いに激しく応酬して、スコアレスドローに終わっており、サンプロ アルウィンで行われる今回こそは雌雄を決することになりそうだ。
両チームとも白星が大前提。まず4位・松本は2位・藤枝までの勝点差が『2』となっている。残り6試合になった時点で“全勝”を掲げており、実際に直近2試合は連勝。しかも、ともに先制を許しながら逆転勝ちを収めている。大きな役割を果たしているのが、攻守の切り札だ。まず攻撃は田中 パウロ淳一が好調で、2試合とも後半開始から出場して計3ゴール。抜きん出たクオリティーを発揮している。守備は長期離脱から復帰してきた篠原 弘次郎のパフォーマンスが出色。若きチームに落ち着きと闘志をもたらしている。
対する長野は、さらに切迫している。2位までの勝点差が『12』。この試合で勝っても、藤枝が敗れない限りは昇格の可能性が消滅する。古巣戦となる山本 大貴、長野アカデミー出身の山中 麗央はともに2試合連続ゴール中。好調の勢いをビッグマッチに持ち込めるか。
互いに2連勝と、大詰めに来て右肩上がり。極限状況のダービーで、勝ちどきをあげるのはどちらか。
[ 文:大枝 令 ]
