藤枝は悲願のJ2昇格を目前にして重圧が掛かり、直近3試合で2分1敗と足踏みが続いている。それでもライバルのつまずきもあって2位をキープできている。今節こそプレッシャーに打ち勝ち、勝点3を積み上げなければならない。特に、攻撃面ではここ3試合でわずか2得点と本来の力を発揮できていないだけに、今週の練習ではその改善に注力している。
対する福島は、前節の沼津戦で6試合ぶりの勝利を挙げ、勢いをつかんでいる。今季は服部 年宏監督の下で好スタートを切り、第6節までは首位を走ったが、明治安田J3第11節・藤枝戦で6失点してからリズムを崩し、順位も落ちていった。その悔しさは相当強いはずで、今節は攻守に強烈なパワーを発揮してくることだろう。
初めての本格的な昇格争いで心の余裕が少なくなっている藤枝と、失うものは何もない福島。メンタル的には福島が有利だろうが、地力の面で優位に立つ藤枝が、福島を上回るクオリティーを発揮できるか。リーグ終盤の醍醐味を存分に味わえる一戦となることは間違いないだろう。
[ 文:前島 芳雄 ]


