前節、琉球は1-0で八戸に勝利。相手のプレスに苦しみ、ゴールに迫る回数は少なかったものの、リフティングで守備網をかいくぐってからのミドルシュートを沈めたブラジル国籍FWケルヴィンの妙技が勝敗を分けた。
飛び道具の存在により勝点3を手にして、倉貫 一毅監督は「個の力で素晴らしいゴールが決まったことは非常に良かった」と安堵の表情を浮かべたものの、「全体としては迫力に欠けた印象。内容に全然満足していない」と物足りなさを吐露。今節は新戦力の金崎 夢生を出場停止で欠くが、「ゲームを支配するサッカー」を掲げる指揮官の下、クオリティーを一層追求し、攻撃をテコ入れする。
対するは前節、愛媛相手に衝撃の5ゴールを奪った岩手。2年連続で開幕ゴールを決めた宮市 剛の2得点など決定力が光った。相模原で3試合指揮した2015年以来の監督就任となる松原 良香氏は監督通算成績で無敗を継続中。「相手を圧倒するサッカー」を目指す。
琉球の牟田 雄祐、岩手の李 栄直にとっては昨季在籍チームとの古巣戦となる。
[ 文:仲本 兼進 ]
