喜名 哲裕監督の辞任により、約5年半ぶりに琉球の指揮官に就いた金 鍾成監督の初采配となった前節の奈良戦。相手のパスワークを遮断するコンパクトな守備で無失点に抑えると、攻撃ではショートカウンターから白井 陽斗のゴールが生まれ、ウノゼロで勝利した。「選手たちの追い詰められているという感覚が表現され、どっちに転ぶか分からない試合だったが、勝てたことは良い結果」。金 鍾成監督は残留争いの渦中において、強い気構えを示した選手たちを称え、浮上への足がかりを作った。目の前の1試合に全力を注ぐことをチームの合い言葉とし、今節に臨む。
対する長野は前節、上位の富山に3-1で勝利。10番を背負う山中 麗央がついに今季初ゴールを決めたと思えば、ハットトリックで圧倒的な存在感を見せた。今節も山中が最前線で前を向いてプレーする回数を増やし、2次、3次攻撃を繰り出せるか。8月29日に就任したばかりの髙木 理己監督の下、チームは2連勝を狙う。
[ 文:仲本 兼進 ]
