前節・宮崎戦は先制を許したが、途中出場の安藤 翼が2ゴール。とりわけ衝撃的だったのが2得点目だ。「中を見たとき、味方がまだ間に合っていなかったので、振り抜こうと迷わず打った」と、ペナルティーエリア右の角度のない位置からニア上に打ち抜いた。しかし71分、その安藤は左足を痛めて交代。83分にはPKで同点ゴールを許し、引き分けに終わった。
対する愛媛は前節・北九州戦で主導権を握る試合を演じた。スコアレスドローも考えられた90+3分に相手陣で得たFKがファーに流れると、深堀 隼平がボレーで叩き込み、値千金の決勝点。勝負強さを見せつけ、今季16勝目を収めた。
「どこと試合をしても、われわれは新しいチームで、チャレンジャーなのは変わらない」。戸田 和幸監督がそう強調するように、大半がフレッシュな選手の相模原にとって、勝点の近い18位の宮崎も、首位の愛媛も“格上”。指揮官がよく言うように相手を正しく恐れ、その上で勇敢に戦う。調子を上げてきている自分たちの実力がどこまで通用するかが問われる一戦になる。
[ 文:舞野 隼大 ]
