今季就任した林 健太郎監督は「ボールを支配すること」を戦術の軸に据え、最終ラインからパスをつないで攻め込む形を目指している。だが、パスワークと前線の動き出しがかみ合わない場面が多く、2試合とも無得点と結果に結びついていない。
近年はスタートダッシュに失敗するシーズンが多く、昨季もリーグ中盤で一時は18位まで順位を落としただけに、同じ轍を踏むことは避けたい。まずは今季初得点を奪い、勝利に近づくことができるか。
宮崎は前節、福島に1-2で敗戦。こちらはホーム2連戦で連敗を喫した。加入1年目の吉澤 柊が2試合連続得点と結果を出しているのは好材料だが、2試合とも0-2から挙げた1得点で、先に守備が崩れて勝機を手放している。
3月6日にはJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦で岡山に1-4で敗れ、公式戦ホーム3連敗となった。リーグ戦からメンバーを大きく入れ替えながらも、上野 瑶介の得点で一時は1-1とするなど食い下がった内容を、今季初勝利につなげたい。
[ 文:石倉 利英 ]
