岩手は前節・福島戦、J3最多記録となる9失点を喫して敗れた。チームの連動性は皆無に等しく、個人の対応のまずさも相まってただただ失点を重ねた。前節のみならず開幕からの戦いも芳しくない岩手。状況を変えるためにはドラスティックな変革が不可欠だが、中三川 哲治監督はこの窮地でどのようにマネジメントし、チームを前に進めるのか。正念場を迎えていると言えるチーム状況だ。
アウェイに乗り込む金沢は徐々にチームがまとまり始めている。開幕から3試合で12失点と不穏なスタートを切ったものの、明治安田J3第6節・相模原戦からは6試合負けなし。前節・岐阜戦こそフィニッシュに至る場面が少なかったものの、上位を相手にクリーンシートを記録し、攻撃でも直近6試合で15得点と攻守の歯車がかみ合い始めている。
流れを変えたい岩手と、持続させたい金沢。好対照なチーム同士の対戦となるが、勝点3に対する熱量で勝るのはどちらか。
[ 文:髙橋 拓磨 ]