17位・奈良は前節、アウェイでFC大阪とのダービーに臨み、スコアレスドロー。リーグ戦をクリーンシートで終えたのは、3月20日に行われた明治安田J3第5節・八戸戦以来だった。課題だったセットプレーでは、強度の高い日々のトレーニングが試合にも反映され始めている。前節ではセットプレーによってスコアを動かすことはなかった。ただ、ファウルの判定にはなったものの、
中島 賢星のCKから
嫁阪 翔太がゴールネットを揺らすシーンも生まれており、守備だけでなく、攻撃にも生きてきた。5月以降は、シーズン序盤に苦しんでいた終盤の失点もない。課題が改善されたいまこそ、勝点3を積み上げて上位に食い込む好機としたい。
対する相模原は、4月10日に行われた第9節・沼津戦で敗れて以来負けなしで、上位を走る。天皇杯神奈川県予選決勝と、天皇杯1回戦・山梨学院大PEGASUS戦を含めた直近の公式戦で4連勝しており、好調だ。前節・岩手戦で1失点こそ喫したものの、公式戦直近6試合ではその1失点しかなく、ほか5試合はすべてクリーンシートで終えている。現状は2位・沼津と同勝点の3位に位置しているが、2位から12位・松本までは勝点差5と上位争いは接戦。ここでも勝点を重ねたい。
ここからより波に乗ることができるのは、どちらか。
[ 文:前田 カオリ ]