金沢は先制点を奪った場合、6勝5分と今季ここまで負けがない。しかし、その場合の勝率はJ3の中で下から6番目で、2点差から同点に追いつかれる試合も目立っていた。前節の琉球戦もその課題が浮かび上がり、2点を先行しながらも守備に回る苦しい展開が続いた。それでも体を張った守備で失点を1点に抑えて勝点3を獲得し、今季最高の4位に浮上した。今節は前半戦で達成できなかった連勝を目指す。
対する13位・長野は先制すると3勝3分2敗で、同状況における勝率はJ3で下から3番目となっている。明治安田J3第14節の金沢との前回対戦でも開始早々に先制したものの、そのあとに2点を奪われて逆転負けを喫した。さらにそれ以降も課題を露呈。第17節・岩手戦では1点ビハインドから一時逆転したものの最終的に2-3で敗戦、前々節・富山戦は2-0から逆転負けを喫した。それでも前節の“信州ダービー”では松本に先制を許しながらも、粘り強さを見せて終盤のゴールで引き分けに持ち込んでいる。
どちらも浮上の兆しはある。それだけにシーズン前半戦の課題だった“リードしたあとの試合運び”を改善できるか。そこがうまくいったチームが後半戦を白星で発進できそうだ。
[ 文:村田 亘 ]
