前節・高知戦では、昨季から躍動している増田 隼司と、途中出場の利根 瑠偉のゴールで2得点。79分に1点は返されたものの、その後は持ち前の堅守で猛攻をはね返した。大嶽 直人監督が「FC大阪らしいハードワークは見せられた」と話したとおり、次々に人が湧き出てくる迫力ある守備が光った。
しかし、指揮官が「まだまだ積み重ねが大事」と気を引き締めれば、増田 隼司も「連勝は絶対途切れるもの。考え過ぎず、目の前の試合に勝てるようにやっていきたい」と気を引き締める。昨季J2昇格プレーオフに進出しながらもつかめなかったJ2昇格に向け、ホーム・東大阪市花園ラグビー場での今季初勝利をつかんで、さらに勝点3を積み上げたい。
一方の鳥取はここまで2分1敗で未勝利。開幕戦・沼津戦で3失点を喫して敗れると、前々節・高知戦はスコアレスドロー。前節・八戸戦では半田 航也が加入後初ゴールを奪うも、流れをつかみ切れず、引き分けに終わった。しかし、シーズンはまだ始まったばかり。前節途中出場のダッジィが「自分が入ったのはゴールを決めるため。次は絶対に決めたい」と悔しさを隠さずに表現するほど、チームは勝利を渇望している。相手が好調のFC大阪となればなおさらだ。
それぞれが描く未来のために、勝点3を手にするのはどちらか。勝利への強い思いがぶつかり合う一戦となりそうだ。
[ 文:上田 朋美 ]
