栃木Cは前節、アウェイで福島と対戦して2-2の引き分け。3週間の中断期間中に整理したハイプレスが機能し、23分には岡庭 裕貴が前で奪ってそのまま先制ゴールにつなげた。その後追いつかれるも、田中 パウロ淳一がキャリアハイに並ぶ今季8ゴール目を奪って勝ち越し。しかし、終盤に失点を喫して勝点1を獲得するにとどまった。
岡庭 裕貴が前節をこう振り返る。
「最後に失点したことよりも、3点目、4点目を奪って勝ち切れなかったことのほうが悔しい」 中断期間が明け、栃木Cが見せたのは、より前へアグレッシブに戦おうとする姿勢だった。今節もその攻撃的姿勢を貫き、4試合ぶりとなる勝利をホームでつかみにいく。
一方の金沢は前節、ホームに宮崎を迎えた。3点を先行される苦しい展開の中、終盤に猛攻を仕掛けて杉浦 恭平とパトリックのゴールで追いすがったが届かず、無念の3連敗となった。
「僕たちはやられてからやり返そうという試合が最近多くなってきている」とはパトリックの言葉。悪しき流れを捻じ曲げるために何かが必要なときだ。苦しい状況のいま、上位相手のアウェイ戦で何を示せるか。真価が問われる一戦となる。
[ 文:鈴木 康浩 ]

