栃木Cは前節、アウェイで沼津と対戦し、激しい打ち合いを5-4で制した。4失点を喫したことは課題であるが、栃木Cが明確に握っていたのは、最後まで攻撃姿勢を貫こうとするマインドだ。それが90+7分、ピーター ウタカによる逆転ゴールを生んだ。
このゴールをアシストした田中 パウロ淳一が振り返る。
「5点も取れたことが一番良かった。苦しい展開になったが、それでも攻撃する姿勢を貫けたので勝てたのだと思っている」 5試合ぶりの勝利は、自分たちの哲学を信じ、ブレずに徹底したからつかめた。今節、ホームでも同様のスタンスを貫き、連勝を狙う。
一方の松本は前節、ホームに首位の八戸を迎え、スコアレスドローに終わった。これで3試合連続ドローとなり、上位猛追を狙う中で足踏み状態が続く。順位を11位まで下げ、チームには危機感が漂う。
前節後に樋口 大輝が話している。
「勝たないといけないので、いまと同じようなことをやってもダメになってくる。(得点の)確率を上げていけるように、攻撃的に、シュートだったりCKだったりクロスだったりをもっともっと増やすことでゴールは生まれると思う」 今節はアウェイの地で栃木Cと戦う。求められるのはゴールを奪い、勝つことのみだ。
[ 文:鈴木 康浩 ]

