長野はここ5試合未勝利で現在19位。鳥取も直近3戦勝ちなしで13位と勢いがない。前者は得点数がリーグワースト、後者はそれに次ぐワースト2位と、共通した課題を抱えている。
前節の結果も似通っている。長野は相模原、鳥取は福島に対して1-2と惜敗。いずれも先制されたのち、一時は同点に追いつくも、終盤に決勝点を許して競り負けた。逆転できる流れもあった中で、再び失点を喫してしまう展開は、両者の現状を物語るかのようだった。
置かれた状況を踏まえても、ダメージは大きい。長野はJ3・JFL入れ替え戦に回る可能性がある19位に転落。鳥取は今季リーグ戦無敗を誇っていたホームでの初黒星だった。長野の藤本 主税監督が「一喜一憂している場合ではない」と話したように、両者ともあとに引きずらないことが肝要となる。
今節は長野の冨田 康平、鳥取の温井 駿斗が出場停止。ともに守備の要を欠く中で、手堅く守りながら1点を奪えるか。得点力不足に苦しむチーム同士の対戦とあって、先制点は大きな意味合いを持つだろう。
[ 文:田中 紘夢 ]

