20日に行われた明治安田J2第11節・熊本戦でつかみ取ったリーグ戦5試合ぶりの勝利の意味をより大きくするためにも、2回戦で勝利を収めたいところ。ケガ人が多くなっていることもあって連戦を戦うのは大変な状況にあるが、だからこそ団結してチーム力を発揮していきたい。
横浜FCにとっても、2回戦は大事な試合になる。21日に行われたJ2第11節で、長崎との上位対決を0-1で落としてから中2日の準備期間しかない。状況的にも日程的にもタフさが求められる中で、チーム力を問われる一戦になるだろう。
岡山と横浜FCが3週間ぶりにシティライトスタジアムで対戦するという意味でも興味深い。4月3日のJ2第8節は強雨の中、3-1で横浜FCが勝利した。福森 晃斗が左足で蹴ったプレースキックで三度もネットを揺らし、岡山に今季初黒星をつけた一戦から3週間を経て、今回はどんな試合になっていくのか。
木山 隆之監督はこう睨んでいた。
「前回の横浜FCとの試合は、ものすごい雨の中でピッチに水がたまってしまって、セットプレーで3つ取られた。それで後半は攻めたけど、1つしか取れなかった。そういう試合だったから、あまり参考にはできないと思う。多分(プレースキッカーの)福森くんも出ないでしょうし。でも、やっぱり基本的にはパワーがあって、一人ひとりの能力が非常に高いチームなので、局面で負けないこと。その中で少しでも自分たちが有利になれるポイントを作って攻撃することが大事かなと思います」 天候が変われば試合の様相も変わる。スペシャルなプレースキッカーの出場可否はとても気になるところだが、一つひとつの局面で勝っていくことの重要性は変わらない。両チームのフォーメーションは同じ[3-4-2-1]のため、マッチアップがハッキリとするミラーゲームになる。目の前の相手とのバトルに勝っていく選手の多いチームが試合を優勢に進めていくはずだ。
木山監督は、こうも話している。
「(仙波)大志、(河野)諒祐、(田中)雄大は、リーグ戦の試合(第8節・横浜FC戦)を前半で代わっている。もちろん彼らだけのせいじゃないけど、やっぱり代えられたという悔しい思いはあると思うので、この試合で『なんとかしてやる』という思いも当然あると思う。そういうのを発奮材料にしてくれたらいいかなと思う」 岡山の選手たちが出していくパワーに、まずは注目していきたい。
[ 文:寺田 弘幸 ]
