長崎は1回戦でJ3群馬を撃破。前半に先制を許してビハインドの展開だったが84分に追いつき、延長戦の末に4-1で勝利した。この試合では直近の明治安田J2第6節・秋田戦からスタメン全員を入れ替え、主力選手の一部は途中出場という形で逆転劇に貢献している。
J2では4勝2分2敗という成績で現在5位。8試合で13失点と守備に課題を抱えているが、ホーム・PEACE STADIUM Connected by SoftBankでは4戦4勝と無類の強さを誇る。
2回戦はリーグ前節・今治戦から中2日、そしてリーグ次節・鳥栖戦まで中3日とリーグ戦に挟まれるというタイトなスケジュールの中で開催されるため、1回戦と同様にリーグ戦からは大幅なメンバー変更が予想される。
1回戦で最少失点に抑えたGK原田 岳、技術はすでにチーム内屈指の松本 天夢、リーグ戦で出場時間を延ばしつつあるアタッカーの青木 俊輔などはスタメン出場の可能性が高い。普段と異なるメンバーを公式戦で見られることを楽しみにしているコアなファン・サポーターも多いだろう。
昨季の同大会では1回戦で愛媛を下したあと、磐田、浦和と当時J1に所属していた2チームを撃破し、プレーオフラウンドに進出した。今季それを超えるために湘南の撃破はマストとなる。
対する湘南は1回戦でJ3金沢に1-0で勝利。2回戦へと順当にコマを進めてきた。
J1では4勝2分3敗で現在9位。開幕3連勝と最高のスタートを切ったあとに5戦勝利なしと足踏み状態が続いていたが、直近の第9節・名古屋戦で2-1の勝利。立て直した状態でこの一戦へと向かう。
選手個人に目を移すと、ここまでのリーグ戦で鈴木 章斗と福田 翔生は3得点1アシスト、小野瀬 康介は2アシストを記録。また、両ウイングバックは右に藤井 智也、左に畑 大雅と運動量・打開力ともにハイレベルな2人をそろえる。
名古屋戦から中2日、リーグ次節・京都戦まで中2日と長崎以上に過密なスケジュール。1回戦では主力選手を一定数起用したが、今回は日程を踏まえると大幅なターンオーバーで挑む可能性がある。まずはどのような11人がスタメンに名を連ねるのかに注目したい。
長崎としては、昨季10月からホームとなったピースタでJ1チームと初めて対戦する、記念すべき一戦でもある。
この2チームはルヴァンカップにおいて、2018年と2019年に計四度の対戦経験があり、2勝2敗と成績は互角。興味深いデータとしては、4試合すべてでホーム側が勝利している。今回は長崎のホームゲーム。長崎が勝利を収めてこれまでどおりの結果となるのか、湘南が勝利して歴史を変えるのか。楽しみな要素が多いゲームの結末は果たして。
[ 文:椎葉 洋平 ]
