19位の群馬をJIT リサイクルインク スタジアムに迎える6位・甲府。昨季の対戦成績は1勝1敗で、伊藤 彰監督はアウェイで敗れた試合のことを「イメージが鮮明に残っている」と話す。甲府は6月、天皇杯を含めて2分2敗と勝利がなく、J1昇格圏との勝点差が『10』に開いている。6月最後の試合を勝利で飾らなければ、リーグ戦の折り返しを前に昇格に向けて機運を高めることが難しくなってしまう危機感がある。
群馬は前節・町田戦に0-1で敗れたが、6月は天皇杯を含めて2勝1分1敗。5月終盤の2分を加えると公式戦5試合負けなしで、前節はホームで敗れた。奥野 僚右監督は「前半から自分たちが積極的に仕掛ける部分がありましたが、時間帯によっては相手に流れがいく一進一退のゲームだったと思います。セットプレーからの失点が悔やまれるゲームでした」と振り返るが、前々節はアウェイで京都に二度追いつくドローゲームを見せており、力のあるチームだ。
伊藤監督は群馬について「セットプレーを含めて大前(元紀)のクオリティーはケアしないといけない。すごく堅いチームとは見ていないが、勝点を重ねている。勝ち切ることが難しい相手だと思う」と感じており、「勝点3を取るためにわれわれは攻撃的な姿を見せる必要がある」と話す。
甲府はケガ人が増えていることもあり、今節は先発に変化がありそうだ。伊藤監督がイメージする“攻撃的”をどう具体化するのか。出場停止明けの新井 涼平が守備で見せるリーダーシップなど、6月最後の試合で6月最初の勝利に向けた闘争心に注目したい。
[ 文:マツオ ジュン ]