パスワークで崩し続けた熊本が打ち合いを制し、4試合ぶりの勝利
ロアッソ熊本
--自身の2得点について。(1点目は)背後を狙ったところは意識していて、タイミングと動き出しがすべて合った瞬間だった。毎試合あの形は狙っているので、今日は得点になって良かったです。 2点目は相手が前がかりに来ていて、そのぶんスペースがあると思っていました。足の速い選手がいるので、彼らを生かして空いたスペースを狙い、カウンターから得点できた。 --試合を通して攻撃力が光った点について。対戦相手のところはもちろんありますが、自分たちができなかったことを1週間取り組んできて、それをいわき戦で出すことができました。 --4試合ぶりの勝利について。順位が近い相手と戦って勝てない試合が続いて、内容的には全員が悪くないと思いながらここまで来て、勝ちだけが足りていなかった。いわきさんには前回対戦(J2第4節)で0-6で負けて、苦手意識がもしかしたら選手の中にあったかもしれないですが、そういう相手に得点して勝てたことは自信につながると思います。チームがなかなか勝てない状況で勝てたことが一番良かったです。
4得点取れたことが良かったです。チームとしてなかなか裏を取ることができていなくて、今日はそこを意識した結果、得点できました。なかなか(思うように)得点できていなくて、得点するためにどうしていくかチーム内の話し合いもあって、裏を取っていくことが手段としてうまくいきました。 --いわきを上回った攻撃が得点になった。ハードワークしてくる相手に難しい場面もあったのは正直なところです。でも、それを利用して食いつかせて外して、逆サイドに持っていくことがうまく出せました。 --4点目は大木 武監督も称賛していたが、手ごたえは?今週やってきたことがうまく体現できました。自分がランニングしてCBを釣り出して、空いたスペースに味方の選手が走り込んでゴールを取れて、理想的な形でした。 --4試合ぶりの勝利の意義は?残り10試合で今日の勝利は大きいです。でも、次負けたら意味がない。ここから連勝していくことで順位も上がってくると思う。いつも監督が「勝っても負けても次が大事」とおっしゃっていて、次のホーム・藤枝戦が大事です。 --熊本は攻撃に特徴のあるチームでその点は良かったが、3失点を喫したことはどう捉えるか?3点取られたのは良くないですが、4点取れています。次の試合は4点取れたことを継続して、3失点したところを減らせるようにしていけば、また勝利に近づくと思います。勝ち切ることが大きかったです。
いわきFC
監督
たくさんの方に来ていただいて、皆さんの声援のおかげで90分プラスα、力を出せました。勝たないといけなかった試合で勝てなかったのは私の責任です。点の取り合いになったことは珍しく、こうなったことは反省しています。もしかしたら熊本が望んでいたような試合展開になってしまったと思います。ひさびさに4失点しましたが、失点の形は修正できると思います。熊本に対して気をつけたことをトレーニングしたつもりでしたが、体現できなかったことはしっかり構築していかないといけないと思いました。 --坂岸 寛大選手の起用が当たった点について。また、加瀬 直輝選手のパフォーマンスが不足していたことについて。今日のパフォーマンスを見る限り、不足していたことが多かったです。クロスを上げる点で坂岸選手を入れたほうが良かったと思いました。それは熊本の失点のパターンを分析したとおりで、前半にわれわれがクロスを上げる場面がセットプレー以外になかった。「相手のウィークってなんだっけ?」という話をハーフタイムにして、「どういうふうに得点するか?」と問いて、坂岸選手はしっかり体現してくれました。 --4失点を喫してしまった原因は?スライドですね。3バックのところが特に。生駒 仁選手のアクシデントもありましたが、3バックでやるという判断をしたのも自分です。(前節・)千葉戦からの反省で、ラインコントロールという部分で間延びすることが課題で、少しでも上げることをトライしてきた。熊本は下げたボールから背後に蹴ってくるから、(それに対しても)トレーニングでやってきて、実践的にできたこと、できなかったことが分かったので、次の試合に向けて直していきたい。
ロアッソ熊本
監督
久しぶりに勝てて良かったです。遠くから駆けつけてくれたサポーターの皆さんに「ありがとう」と言いたいです。喜んでばかりはいられないので、次に向かってまた頑張っていきます。 --4得点を取ったことについて。(岩下)航が得点した場面はうれしかったです。セットプレーは練習どおりに得点できました。 --サイドチェンジから得点になる場面もあったが、狙いどおりか?ウチはいつも同じです。もちろん相手を考慮してリスペクトする部分もあります。相手がいわきじゃなくても、「次の試合はこうしよう」と狙いとすることがあるので、今日は岩下が得点した形を1週間トライしてきました。 --連敗を『3』で止めた勝利について。内容的に悪い試合はなかった。今日も3失点してDFとしてどうなんだろう?ってところもありますが、1点取られて負けるより2点取ることが大事と言っていて、その点は良かったです。(J2第25節・)栃木戦も(前々節・)大分戦もセットプレーからやられた試合で、内容は悪いと感じていなかったです。負けていい試合はないので、やっと勝ちを拾えて良かった。良いところは伸ばして、つけ足さないといけないことはつけ足していきたいです。 --唐山 翔自選手のプレーについて。彼はボールを持ったときのプレーが良い選手で、トップ下で起用しました。運べる部分は島村 拓弥(現・柏)に似ている部分がある。良かったです。 --石川 大地選手の2得点やプレーについては?彼が悪いことはないですね。点を取ること、中盤でアバウトなボールが入っても彼は収めることができて、技術が高い選手です。
いわきFC
MF 14
山口 大輝
4連勝していて、さらに連勝を伸ばしたかった。勝ちたかったです。連勝が続いている中でもそれにとらわれず、目の前の試合に勝つことに全員がフォーカスして取り組んできました。ただ、ピッチで体現できたかというと、失点の場面やスキを見せてしまったところだったりで、足りないことがあった。来週の(次節・)仙台戦は負けたら勝点差も開いて上に行くことが難しくなってしまうので、勝つための準備をあらためて週明けからしていきたいです。 --4失点を喫した一方、3得点を取ったことについて。4失点していたら勝てる試合も勝てなくなる。最低でも追いつけるように、3得点取れているところはプラスなので、守備の部分から修正して次節に臨みたい。 --前半に自身が挙げた得点について。得点のところは西川 潤選手が粘ってくれて、こぼれてくる予測をしていました。狙いどおりの得点です。
DF 32
五十嵐 聖己
連勝している中で、試合前も連勝は意識せず、目の前の試合に全力を出すことにフォーカスして臨みました。みんなそういう認識を持っていた中で、早い段階で失点をして緩さが出てしまった。個人としては最近良い形を作れなくて、良さが出せない試合が多いですが、それが続くと終わってしまうので、良い準備をして修正するだけです。 --失点の原因は?崩され方は単純で、ワンタッチで速いボールからの失点や、カウンターからファーストDFが決まらずに失点した。チームとしてやってきたことをやり切れば守れたと思う。しっかり突き詰めてこだわっていかないと大きなチャンスを失うので、あらためて見直していきたい。 --熊本にけっこう押された印象もあったが、ピッチ上で感じたことは?熊本はゼロトップ気味でポジションも固定せずに流動的なチームで、自分たちがうまく引き出されてやられた。対応する練習はしてきましたが、うまくいかなかった。