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FOCUS POINT
ここに注目！

試合のみどころ

　明治安田生命Ｊ１リーグ第25節の湘南vs浦和は8月25日の金曜日に開催される。
　ホームの湘南は前節Ｇ大阪に敗れ、2試合勝利なし。勝点を伸ばせず、最下位に沈んでいる。
　今季の湘南はシーズン序盤こそ好調を維持していたものの、次第に勝ち切れない試合が目立ち、10節からは5連敗。17節からは4連敗を喫するなど、苦しい戦いが続いている。リーグワーストの48失点を許す守備に課題を抱える一方、シーズン途中にはエースの町野 修斗が海外へと旅立った。さらに今節は攻撃のカギを握る小野瀬 康介が出場停止となるのも小さくない痛手だろう。
　それでも新加入のディサロ 燦シルヴァーノが早速結果を出し、新たな得点源として期待される大橋 祐紀は3試合連続ゴールと調子を上げてきた。明るい材料も増えているだけに、ホームで勝点3を手にし、最下位から抜け出したいところだ。
　一方の浦和は前節、名古屋を下し、5試合ぶりに勝利を収めた。勝点を41に伸ばし、現在4位と上位争いに食らいついている。
　火曜日に行われたＡＦＣチャンピオンズリーグのプレーオフでは理文（香港）を3-0で下し、本戦出場を決めている。この試合では新加入の中島 翔哉がキレのあるプレーを見せ、勝利に大きく貢献。日本代表の10番も背負ったアタッカーがフィットしてきたのは好材料で、リーグ戦では2試合連続ゴール中のホセ カンテの存在も含め、停滞感の漂っていた浦和の攻撃に勢いが生まれてきた印象だ。
　一方で今節は、マリウス ホイブラーテンが出場停止となる。アレクサンダー ショルツとともにリーグ最少失点の堅守を支えるセンターバックの不在はダメージとなりそうだが、代わってピッチに立つ選手がその穴を埋めるパフォーマンスを見せたいところだ。また理文戦から中2日での一戦となるだけに、マチェイ スコルジャ監督の起用法もカギを握るだろう。
　6月28日に行われた前回対戦では、浦和が4-1と快勝を収めているが、果たして今回はいかなる決着を見るか。最下位からの脱却を目指す湘南と、上位追随を狙う浦和。置かれた立場は異なるものの、ともに勝点3を手にするために、タイムアップの笛がなるまで熱いプレーを見せてくれるはずだ。


FOCUS PLAYERS
注目選手

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湘南ベルマーレ GK1ソン ボムグン
196センチの長身を誇る韓国出身の新たな守護神。高さを利したハイボール対応に自信を持ち、至近距離からのシュートに反応する鋭いセービングも売り。力強いフィードは一気にチャンスへとつなげる精度を備えている。
湘南ベルマーレ FW17大橋 祐紀
泥臭くゴールへ向かうストライカーは町野の抜けたチームにおいて、新たなエースとして期待される存在。現在3試合連続ゴール中と勢いに乗っており、前回対戦でもゴールを決めている。4戦連発を実現し、勝利に導けるか。
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浦和レッズ FW11ホセ カンテ
今季加入したスペイン出身のギニア代表ストライカー。高さと強さを生かしたプレーが持ち味で、最前線で起点となるとともに、パワフルな一撃でネットを揺らす。試合を重ねるごとにフィットし、2戦連発と調子を上げてきた。
浦和レッズ MF10中島 翔哉
海外のクラブを渡り歩き、6年ぶりにＪリーグに復帰したスキルフルなアタッカー。キレのあるドリブルで敵陣を切り裂き、アイデア溢れるプレーで観衆を魅了する。新天地では10番を託され、攻撃の軸として期待される。

MATCH CARD明治安田生命Ｊリーグ
フライデーナイトＪリーグ対戦カード