「もう一度クオリティーのベースを上げていきたいし、技術的に向上したい。当たり前のことをレベル高くやろうと求め合いながら練習ができている。今週末の試合に向けて、すべてのクオリティーを高める必要があるし、自分たちがどういうサッカーをしていきたいのかは突き詰めてきた。ここから週末に向けて上げていきたいです」 主将の谷口 彰悟が話すように、万全を期した状態で今節に臨むことができそうだ。それに相手はJリーグYBCルヴァンカップ準決勝で敗れたFC東京ということもあり、自然と気合いが入る。リベンジを果たすためには前回対戦で崩せなかった堅い守備ブロックを打開できるかどうかがポイント。勝利のために川崎Fは自分たちに矢印を向けて、この一戦に向けて気持ちを高めながら挑む。
一方のFC東京は連戦の真っただ中。ミッドウィークには明治安田J1第30節・柏戦が開催された。アダイウトンが1得点を挙げたが、江坂 任、クリスティアーノにゴールを許して1-3の敗戦を喫した。チャンスを多く作りながらも決め切れなかったことが響く結果となってしまった。ただ、ここ2試合無得点だった中でゴールを奪えたことはポジティブに捉えていいだろう。
「1点取れたことは、現状では大きくではないけど小さな1歩。2試合前が20本、前節が14本のシュートで0点。今日は1点取れたけど、これでチャンスをたくさん作りながらまた無得点だったら流れも悪いので、1点取れたことは良かった。攻守ともにすり合わせを少しずつやっていくしかないのかなと思います」(長谷川 健太監督) そして中2日で迎える川崎F戦。戦いのベースとなるのは堅守速攻だ。前回対戦のように守備から素早く攻撃に転じることで敵陣へと進入していきたい。加えて、今週末の結果次第でリーグ戦の逆転優勝の可能性もなくなってしまうため、勝利が欲しい。全力で川崎Fに挑む。
そんな両者が激突する今季三度目の“多摩川クラシコ”。一度目の第3節は3-0で川崎Fが快勝し、二度目のルヴァンカップ準決勝はFC東京に軍配が上がっている。試合は等々力陸上競技場にて18時にキックオフ。
[ 文:高澤 真輝 ]


