対する浦和は3試合勝利がない状況となっている。前節・湘南戦は「ボールの奪われ方が悪い、カウンターを受けるシーンが多くなったゲームだったと思います」と大槻 毅監督が振り返るように、オープンなゲームとなった。その中でチャンスを作り出すことができていたが、決め手を欠いてゴールネットを揺らせず。ただ、3試合ぶりに無失点で終えたことはプラス材料だろう。
川崎F戦ではレオナルドが出場停止から戻ってくる。今季11得点のストライカーが前線にいることで、好機を仕留める確率も上がってくるはずだ。また浦和にとって、対戦相手がホーム最終戦になるのは三度目。その上で指揮官は「過去2回の経験でも、相手はやっぱり気持ちが入って、スタジアムもサポーターも熱が入ったゲームだった。またそういうところに乗り込んでゲームをするので、良い準備をして持っていきたいと思います」と語る。相手を上回る熱量を出して、4試合ぶりの勝利を手にしたいゲームとなる。
そんな両者が激突する一戦は、今季限りでの現役引退を表明した中村 憲剛がJリーグの舞台で戦う等々力陸上競技場ラストマッチ。ピッチに立てばさまざまな思いが込み上げてくるだろうが、「目の前の試合の90分に自分は集中したいと思いますし、浦和から勝点3を取ることだけを考えたい」と中村。チームの勝利のためにプレーして、自分の持っている最大限の力を注ぎ込む構えだ。
最高の形で川崎Fがホーム最終戦を締めくくるのか、それとも浦和が意地を見せるのか。楽しみな一戦がミッドウィークの19時にキックオフされる。
[ 文:高澤 真輝 ]


