イレギュラーな一戦は浦和に軍配。3得点を奪い取る
川崎フロンターレ
DF 5
いろいろとスクランブルな状況があった。毎日、感染者が出ている状況で、準備の部分で難しいところもありました。ただ、その中でもできることをできる限りやってきた。今日の試合に臨むにあたって、自信を持ってピッチに立つことはできたと思うが、結果的に試合の入りのところで大きなミスをしてしまった。チームとしての入り方を合わせられなかったのは非常に悔しい。 --1失点目の場面について。まずは自分たちの中途半端なプレーから相手の攻撃を招いた。最初は(ダヴィド モーベルグと橘田 健人との)1対1で、左に持ち替えていくかなというところでカバーリングを頭に入れなからのポジションを中で取っていた。たしか、マルちゃん(マルシーニョ)がヘルプに戻っていたので、ポジショニングを直そうとしたところでポン、と(右足で)上げられた。 ポジションの修正も含めて、あれは防げたシーンだと思っている。素早く中のマークを確認しないといけなかった。あそこは一番やらせてはいけなかった。そこを埋められなかったのは自分の責任かなと思っている。
今週1週間、難しい状況だった。体調が大丈夫な選手で、しっかりと試合に向けて戦術面、戦うところは確認して、こういうときだからこそ、絶対に勝とうと試合に入りました。 ベンチメンバーも全員入ることができない状況だったが、全員がフルで全力でいこうとなっていた中で、先に失点してしまった。本当にそこが負けた原因かなと思います。 --今日のメンバーで準備する時間は短かった?練習の中でも、いるメンバーでどういう状況でも戦えるように、いろいろなやり方で練習していた。それをうまく表現できれば良かったと思う。 --フィールドプレーヤーのベンチ入り選手が2人。ペース配分を考えたところは?試合前から、そういうことは考えずに前からガンガン行こうとやっていたところで、相手ペースで入ってしまったことが良くなかったと思う。どういう状況でも自分たちのサッカーができるように修正していければと思います。 --自身はPK獲得の場面もあった。チームとしての攻撃の意識について。失ったあとに、切り替えてどんどん前から行こうとやっていた。全体で行けていたときは奪うこともできていた。ああいう形を試合で増やしていければ良かったと思う。
浦和レッズ
監督
試合のスタートはすごく良い入りができました。20分くらいで伊藤 敦樹、松尾(佑介)と点を取ることができて、決定力高くこの試合を始めることができました。それ以降はボールを持つ時間が短くなり、(こちらが)縦に速く攻撃をしていた部分もあって、そこからのロストもありました。その中でもセットプレーなどからのチャンスはできていたと思います。 後半はそこを修正したかったのですが、相手にまたボールを持たれました。ただ、その中でもゲームをコントロールしながら進めていけていたと思います。相手もクロスが増えてきて、放り込みのような形が出てきた中で、いくつか危ない場面を作られました。PKで失点してからも、選手たちは落ち着きを取り戻すために切り替えて入ってくれたと思います。 3点目を取ったことでチームにさらに落ち着きをもたらすことができ、最後の最後までシリアスに全員が戦い切った結果が勝ちにつながったと思います。ただ、理想を言うならば、やはりもっとボールを握って、ディフェンスの時間を短くすることができれば良かったと思っています。 --これまでの川崎F戦は、ボランチ3枚にするなど変化して臨むことが多かったと思う。今回はニュートラルな形だったと思うが、これまでよりも自信を持っていたのか。まず、前節との違いで小泉(佳穂)ではなく江坂(任)でスタートしたのはありました。ただ、今までやってきたところの連係やつなぎ、崩しの部分などは継続してやっていきました。なので今回に関して言うと、何か変えるというよりも、いまやれていることを継続して、そこに安定性をもたせるということでやっていきました。 --J1リーグ戦で初スタメンとなった知念 哲矢選手の評価は。すごく良いプレーをしてくれたと思っています。しっかりと長い時間戦い切ってやり切って、すべてを出し尽くしてくれたと思っています。前半でいくつかミスがあったのは今後の改善点ですが、球際の強さやエリア内での強さを見せてくれました。調子だけではなく、いま非常に向上している選手だと思います。
川崎フロンターレ
監督
非常に難しい状況の中、サポーターの方が最後まで力強く応援してくださったことに感謝しています。 ゲームは、早い時間での失点が響いてしまったと思っています。そこのところで、最後までなかなかひっくり返すところまでもっていけなかった。こういう状況でも、自分のところでいろいろと徹底できれば良かった。もっとできたんじゃないかと思うし、力不足だと持っています。 --準備面で難しい部分があったと思うが?その日その日で、体調不良者が出て、なかなか難しかった。人数が足りなかったので、練習生やスタッフが練習に入ったりして、集中することが難しかったが、みんなでカバーしながら、トレーニングはやっていた。その中でも、毎日体調不良者が出ていたので、そういう意味では少しナーバスになっていたと思う。 ゲームの入りでは、みんな「やってやろう」という気持ちで入っていたので、すごく期待して送り出せた。ただ、それが気負いになったのかもしれない。そこのところのコントロールをもっとできれば、さらに我慢強く戦うことができたと思っています。 --選手たちは気持ちの面でも難しかったのでは?試合に入るにあたっての声かけについて。声かけについては、正直難しい状況でした。勝っていろいろと話せれば良かったが、ルールに沿ってやればこういう形で人が減ってでもやらないといけない状況になる。そこに関して、自分たちで覚悟を持ってやっていこうと伝えた。 全員で力を合わせて勝とうと。目的は勝つことで、そこに集中して入れたと思う。ただ、結果は残念なところになったというところですかね。 --メンバーが少なく、選手たちはその交代について考えてしまうところもあったと思うか?それは、どうですかね。前半勝負だと思っていた。「前半からいこう」と話していた。気持ちが入っていたと思います。自分の声かけのところでも、90分間という表現はしていた。そういうところはあったかもしれない。いろいろな意味で、入りがこういう状況で大事だと思っていた。なんとかしてあげられればなといまさらながら思います。
浦和レッズ
FW 11
松尾 佑介
--ゴールシーンを振り返って。アンカー脇のスペースをうまく使えていたのでは。あまりCBが出てこないというのを、試合が少し経ってから言われていたので、そこで1つボールを引き出せて展開できたらなと。あとはそこから継続的に動き直してスペースへ走り込めたのがゴールにつながったと思います。しっかりと(伊藤)敦樹も僕の近くにいてくれることで、ああいうゴールが生まれたかなと思います。 --パリ・サンジェルマン戦で得るものがあったと思うが、今日の試合で出せたか。高いレベルとやることで発見もありましたし、試合をけっこう長い時間じっくり見ました。また僕自身、プレーの幅も質も高めていかなければいけないなと思っていたので、今日ゴールを取れて良かったなと思います。 --ユースで育ち、浦和に戻ってからの埼スタでの初ゴールとなったが。長かったなと思います。
MF 3
伊藤 敦樹
--ゴールとアシストを振り返って。1点目のシーンは、デヴィ(ダヴィド モーベルグ)が持ったときに仕掛けるのは分かっていたので、縦に行ってクロスを上げてくれるなと信じて。中(の人数)が少なかったのと、CBが割れていたので、あそこが空いているなと入ったら本当に良いボールが来たので、あとは触るだけでした。 2点目に関しては、松尾(佑介)選手が関根(貴大)選手から良い形でボールをもらって、ここ数試合は僕もあそこ(FW)の横のところまで上がれているので。最初はシュートを打とうと思っていたのですが、相手が来ていたのでかわして打とうと思ったら、それが良い感じにアシストになって良かったです。 --今日はボランチがそれぞれゴールを決めたが、岩尾 憲選手とのコンビについては?いまは良いバランスでできていると思いますし、自分が前に行くことが多いですが、後ろに憲くんが残ってくれるという安心感があります。憲くんがバランスをとってくれているので、思い切って前に行くことができています。いまは本当に良い関係ができていますし、憲くんだけじゃなくてデヴィや(酒井)宏樹くんとの右サイドの関係性も、ここ数試合で距離感を含めて良い感じになっていると思います。