2026/3/22 (日) 14:00 KO
地域リーグラウンド WEST 第8節
入場者数: 18,841人
天候: 曇り|気温: 15℃|湿度: 35%
勝負に出てつかんだ同点ゴール。PK戦にもつれ込んだ一戦は京都に軍配
京都サンガF.C.
監督
この8試合で先制したのが2試合、そのうち1回は逆転負けですが、その中でもこの勝点(8試合で勝点14)を取れているのは、世界的に見てもかなり奇跡だと思っています。粘り強さや(相手に先制されても)逆転できる力がついてきたと思います。選手には「やはり先制点は大事なので、そこを取れるように次のステージ(残り10試合)はやっていこう」と話しました。ちょうどインターナショナルマッチデーで試合がない週になるので、ちょっと休息をとりながら、そういうところにも働きかけて、選手全員で乗り越えていきたいなと思います。 ゲームのほうは、前半に失点する前後は、相手の可変した形に対してプレッシャーが掛からなくて、やらずもがなのクロスを与えてしまい、少し不運な失点になりました。けれど、前半から相手のプレスの掛け方の矢印を折るような動きでチャンスは作れていたので、そのまま我慢していきました。最後は、今年はいろんな配置でやっていますけれど、その中で勝負したことで1点を取れて、逆転できるようなチャンスもありました。最後のセットプレーで体を張った守りもしましたし、1-1という結果は名古屋さんにとっても妥当だったのかなという感じは、自分の中でしています。 PK戦では、ホームで神戸との開幕戦で負けていたのを、今日はしっかり勝ち切れたことは1つ大きなことです。試合後に、僕のほうからサポーターに「(この試合で)勝点1か、勝点2か、優勝を目指す上で明らかに違うので、今日は勝ちとして踊らせてもらえますか」とお願いしました。勝点1だけでなく、さらに勝点1を積み重ねることができました。最終戦が終わったあとに「勝点1、足りなかったね」という状況もあり得ます。勝点1がどれだけ大きいものかは、去年の経験で選手も分かっていると思います。PK戦でも何でも逆転して勝ち切ったことは、次に向かって非常にポジティブな要素だと思います。
名古屋グランパス
監督
前半はチーム全体で非常にアグレッシブで良いプレーを攻守両面で見せてくれました。そのまま1-0でハーフタイムを迎えましたが、追加点を取れていてもおかしくありませんでしたし、取れていればより良いゲームになったと思います。ただ、後半は京都がイニシアチブをとる時間が増えていきました。われわれの先発メンバーは連戦を多くこなしている選手や復帰明け間もない選手もいるので、そういうところも含めてイニシアチブをとられてしまいました。選手を代えたりしながら最後の5分間では3~4回のチャンスを作りました。それが決まっていれば、また違った展開になったと思います。 最終的にはPK戦で負けましたが、ロト(宝くじ)のようなものがあります。決めた選手や決めなかった選手がどうこうではなく、受け入れて次へ向かっていきたいです。 --甲田 英將選手は先制点を挙げて、守備でも頑張っていました。ドリブルや仕掛けが得意な選手で、スピードもあります。私のサッカーをやる上で、コンセプトに非常に合うタイプの選手です。もちろん若いので経験がまだまだ足りませんが、今日示してくれたようなポテンシャルを持っています。どんどん前へ進んでほしいと思います。 --山岸 祐也選手のケガについて。プレー中に少し足をひねった、という表現をしていました。これから詳細な検査をするので、現時点ではそれくらいしか分かっていません。 --ケガ人が増えています。次の試合まで少し時間が空きますが、どう感じていますか?ケガ人のところはありますが、ここに就任してからポテンシャルのある若手など多くの選手を抱えています。この時間を使いながら、そうした選手の理解を深めていき、中断明けの試合でチャンスをつかんでもらえるように接していく、いろいろなトライは続けていきたいです。そうして来季から始まるリーグ戦に対して、もっと良い状態になるようにチームとして高めていきたい。そのためにこの時間を有効に使いたいです。
--終盤も含めて押し込まれる場面がありましたが、ギリギリの局面で耐えていました。ある意味、ウチらしい守備というか。チーム全員で守って、チーム全員で攻めるという意味では、自分たちのスタンダードが出た試合だったんじゃないでしょうか。GKの僕からしたら本当に頼もしいですし、本当に感謝しています。よく言いますけれど、僕1人で守るには広過ぎるので、チーム全員で守ってもらわないと困りますし、みんなが体を張ってくれている中で空いたところを自分が防ぐという形が自分のプレースタイルでもあります。ノリ(鈴木 義宜)だけでなく、平戸(太貴)やアレックス(ソウザ)も最後のピンチで体を投げ出して相手のシュートを防いでくれました。やっぱりサンガで試合に出るには、そういったプレーがベースとして必要になってくる。今日の試合に出た選手は、そういうものを体現してくれたんじゃないかなと思います。 --前半は押し込まれていましたが、プレスが掛かりにくかった?そうですね、一人ひとりの距離が少し広くなってしまって「いまプレスに行っていいのかな?どうかな?」というウチらしくないというか、後ろの状況を気にしつつ行って、後手後手になって、はがされて押し込まれる展開がありました。もっと行き切っていいんじゃないかと思います。攻撃に関しては、相手がマンツーマンでけっこう前から来るので、1つ飛ばして相手の頭を越えたときに、いかに早くサポートできるかを徹底しようというのは、前半の途中から言っていました。
名古屋グランパス
良い流れのときに追加点を取れないと、悪い流れのときに失点してしまうというところで、逆に言えば悪い流れでしのぎ切ってもう一度自分たちの流れへ持っていくことができれば、また違った流れになっていたはずです。90分間の中で良い流れも悪い流れもあるので、追加点を取り切れるチームに、しのぎ切って自分たちの流れへ持っていけるチームになることが、次のポイントだと感じています。1週間空きますけれど、チーム全体ですり合わせていきたいです。 --サンガスタジアム by KYOCERAでプレーするのは京都から移籍後、初めてでしたが。2年半ぶりに帰ってきて、懐かしかったです。やっぱりすごく良いスタジアムだし、最後にサンガサポーターの皆さんも温かく迎えてくれました。いろいろ苦しい思いもしましたけれど、自分は京都サンガでプロになったし、感謝の気持ちはすごくあります。成長したところは見せることができたと思うので、また次に来るときまでにもっと成長して、次は得点を決めて勝てるように頑張りたいです。
京都サンガF.C.
MF 7
奥川 雅也
相手もうまいサッカーというか、僕たちがやられたらイヤなことをやってきていた中での失点でした。どうやって修正するかは、ピッチの中でもしゃべっていました。あれだけ相手も走った中で、僕たちもカウンターでチャンスを作っていましたし、後半はチャンスだなというのはチーム全体が分かっていました。その流れの中で同点に追いつけたのは良かったです。 --特に後半は奥川選手が非常に効いていて、多くのチャンスに絡んでいました。あの展開で僕らは走り勝てることが多いですし、その中でゴールを狙うプレーは自分の特徴でもあります。あそこ(63分)のシュートが入れば良かったんですけれど、ああいうプレーはチームの強さや良さになるので、積極的に狙っていきたいです。 --キャプテンマークを巻いてプレーしましたが、曺 貴裁監督からのメッセージは?前日に言われました。公式戦で巻くのは初めてですね。特別に何かをすることはなかったけれど、キャプテンマークを巻くことの意識はありましたし、「チームのために」という思いはあったので、そのぶん最後まで走れました。このチームで勝てて、良かったです。
MF 39
平戸 太貴
--京都の流れになりつつある中での途中出場でしたが、意識したことは?あとは得点を取るところだけだったので、アシストのプレーだったり、直接FKもありましたけれど、ゴールやアシストを意識しながら試合に入りました。 --アシストについて。うまいことボールが転がってきて、ミドルシュートを打つか迷いましたけれど、マルコ(トゥーリオ)が抜け出しているのが見えたので、うまく合わせることができました。自分の狙いどおりのパスで、(パスを送る)場所とスピードをうまく合わせることができました。自分の特徴を出せて良かったなと思います。 --ゴールが決まったあとのガッツポーズも印象的でした。試合に出たときは自分のプレーをしよう、と毎試合思っています。そういう意味では同点ゴールで、PK勝ちですけれど、勝ちにつながるようなプレーができて良かったです。
GK 1
太田 岳志