岡山は直近の地域リーグラウンド第18節・C大阪戦を2-3で落とし、同ラウンドを3連勝で締めくくることはできなかった。ただ、J1百年構想リーグを通じてチームが成長してきた手ごたえは確かにある。
立田 悠悟とともに地域リーグラウンド全18試合に出場した江坂 任も、成長の実感を口にしている。
「昨年からいる選手は『このままでは絶対に良い戦いはできない』と感じていたと思いますし、ハーフシーズンの中でいろんなことにチャレンジできました。その結果がゴール数にも表れているように、いろんなバリエーションから得点できるようになったところは、昨年に比べて成長した部分かなと思います」 浦和には昨季、ホームでもアウェイでも敗れている。ただ、試合当日の5月31日に34歳の誕生日を迎える江坂 任は、自信をのぞかせながら意気込みを語った。
「浦和には昨年、自分たちが目指しているサッカーをなかなかやらせてもらえなかった印象があります。でも今年は、昨年に2敗した相手にも成長した部分を見せて勝利できています。そういうところを浦和にも見せたいですし、勝利という最高の形で誕生日を迎えられればいいなと思っています」 浦和は直近の第18節・町田戦に0-1で敗れ、田中 達也暫定監督が指揮を執ってから初めて、90分での敗戦を喫した。それでも、“田中体制”となってからの6試合は4勝2敗(うち1敗はPK戦によるもの)。選手たちは躍動感のあるプレーを見せながら結果も残してきた。プレーオフラウンドの2試合もしっかり戦い抜き、次のシーズンにつなげていきたいところだ。
町田戦後、田中 達也暫定監督は自分たちに矢印を向け、「まずは個人の成長が一番だと選手にも伝えました。ゴールを奪うところだったり、ボールを奪うところだったり、チャンスもあった中で結果につながらなかったので、まずは自分に矢印を向けて成長していこうと伝えています」とコメントし、「いま自分たちが進もうとしているサッカーは、(プレーオフラウンドも含めて)8試合ですけど、続けていくよと共有しています」と話している。
試合の立ち上がりでまず注目したいのは、浦和のビルドアップと岡山のハイプレスの攻防だ。木山 隆之監督は「(C大阪戦は)ファウルをせずに高い位置で良い守備ができれば、もっと自分たちのゲームができたんじゃないかなと思います。浦和も技術のある選手がたくさんいるので、相手コートで強く守備をすることは非常に重要だと思っています」と話し、準備を進めている。
[ 文:寺田 弘幸 ]
