愛媛は前節、磐田に敗れたことで6試合勝利なしとなった。リーグ戦再開後は2連勝と好調なリスタートを切ったが、その後は約1カ月にわたって勝点3を奪えていない。チームを支えるべき中堅からベテラン選手に離脱が相次ぎ、苦しい台所事情となっているが、その代わりに池田 樹雷人や三原 秀真、忽那 喬司、清川 流石といった若い選手たちがコンスタントに出場機会を得るようになっている。勝ててはいないが、試合内容は決して悪くない。先制しても追いつかれる、内容は悪くないのに勝ち切れないというゲームが続いている。磐田戦も立ち上がりにペースを握ることはできていたが、ゴールを奪えず、後半に先制を許してしまった。この試合が示すように、今季は後半の失点が多く、ここ6試合はすべて後半に失点している。疲れが出てきた終盤や流れが悪くなった時間帯をいかにしのぐかがカギになる。
金沢も2連敗を喫しているが、内容は悪くない。前節の水戸戦も、好調のルカオは5ゴール目を決めて得点ランクトップに並び、ルーキー・加藤 陸次樹も憑き物が落ちたかのように落ち着いたゴールを決めている。速い攻撃と激しい守備といったチームとしての狙いもうまく出せている。課題の1つは愛媛と同じように試合運び。一足飛びに改善されることではないが、肝心なところでのミスを少なくしていくしかないだろう。
金沢にとっては、今節が今季初の有観客での週末ホームゲーム。しかもホームでは無敗と相性の良い愛媛を迎えるとあって、ホーム初勝利をサポーターに届けたい。
[ 文:村田 亘 ]