今節は今季二度目の5連戦最終戦で、両者とも中2日で迎える過密日程。アウェイの前節・栃木戦から移動してホーム戦を迎える徳島、ホームの前節・町田戦からアウェイ戦を迎える金沢。コンディション的にどちらが優位なのかは未知数だ。
徳島は、運動量を厭わない対戦相手との試合が続いており疲労度は高い。直近4戦以上に走力を武器に挑んでくる金沢をこのタイミングで迎えるのはなかなかに厄介。しかし、徳島にも運動量の落ちない選手はいる。それは、古巣戦を迎える垣田 裕暉。3シーズン過ごした金沢で、特に走力面では柳下 正明監督に厳しく鍛えられたであろうことは、ここまでのプレーぶりからもよく分かる。一方で、過去と比較して進化を見て取れるのが決定力。コンスタントに得点を挙げた金沢時代も2ケタ得点のシーズンはなかった。しかし、今季はシーズンを折り返す前の段階ですでに7得点を挙げており、2ケタ得点も時間の問題だろう。
対する金沢は柳下監督体制となり4シーズン目。着実に力をつけてきており、順位、得点数ともに毎年向上し続けている。現状に関しても、リーグ3位タイの29得点を挙げ、順位も11位につけて過去と同等の成績を維持している。6得点を挙げて主軸となっていたルカオが第11節・北九州戦で負傷して暗雲が立ち込めたが、チーム最多8得点の加藤 陸次樹を中心にチーム状態はまったく下降していない。
激闘必至の好カード。勝利するのは徳島か、金沢か。
[ 文:柏原 敏 ]


