ハーフシーズンを振り返ると、新潟は7勝9分5敗。舞行龍ジェームズが離脱していた序盤は複数失点が続き、守備に不安定さがあったものの、明治安田J2第4節からは8試合負けなしと安定。今夏はJ1から中島 元彦、荻原 拓也、福田 晃斗、鄭 大世を獲得し、さらなる強化を図ってきたが、ここ3試合は勝ちなしと足踏みが続く。
課題は決定力。ボールを保持して攻撃を組み立てるスタイルは共有され、チャンスは作れている中で決め切れていない。長身のファビオや鄭 大世を生かすクロスからの攻撃も増やしているが、連係向上の余地はあり、合うようになれば大きな武器になる。
前節で6試合ぶりに無失点に抑えられただけに、攻撃陣の奮起に期待したい。
アウェイの甲府は、8勝10分3敗でリーグ戦を折り返した。
ここ6試合は無敗。3連勝からの3引き分けで、前々節・京都戦までは5試合連続で無失点。試合ごとに先発6~9名を入れ替えても、安定感が保たれている。
新潟は前節、先発の変更は3名にとどまり、主力選手の疲労が気になるが、甲府はアウェイ2連戦の2戦目。いずれもコンディションの回復とローテーションの使い方もポイントとなりそうだ。
注目は、新潟県出身の中村 亮太朗。地元クラブチームであるグランセナ新潟Jrユースから新潟明訓高、中央大へと進み、今季から甲府へ加入。ここまで13試合に出場し、2得点と結果も出している。これまで決めた2得点はホームでのもの。“地元初凱旋試合”で、アウェイ初ゴールとなるか。
前回対戦は、リーグ再開となった明治安田J2第2節で、3-3で引き分けている。
ともに3試合ぶりの勝利を目指すチーム同士、後半戦の幕開けを白星で飾るのはどちらになるか。
[ 文:野本 桂子 ]

