前節・京都戦は前半に2失点を喫する苦しい展開となったが、ハーフタイムに選手交代を行ってから流れが一変。後半には前線からのアグレッシブな守備を軸に攻撃を仕掛ける戦術を前面に出すことで一挙4得点を奪い、7試合ぶりの勝利をつかんだ。
もちろん今節も体現したいのは京都戦後半の戦い方。相手に合わせることも状況によっては必要だが、軸にしたいのは自分たちからアクションを起こすこと。強度の高いハイプレスでボールを奪回し、中盤からどんどん背後を取っていく大宮らしいサッカーで今季三度目の連勝を期す。
「自分たちの良いところを、相手に対してどういうところで生かすことができるのかを映像などを見せて準備していきたい。堅くやろうとは思っていないし、自分たちの良いところを相手と対峙して出せるような状況を作っていきたい。水戸は得点力の高いチームでもあるし、前半の入りも後半の入りも大事にしていきたい」。そう高木 琢也監督は展望している。
一方の水戸も前節・群馬戦で勝利を挙げて今季初の連勝をつかみ、勢いをつけてNACK5スタジアム大宮に乗り込んでくる。特に頼れるエースとなっているのが山口 一真で、現在9ゴールをマークしている。中盤では奥田 晃也ら将来有望の選手たちが躍動しているのが印象的で、チームの総得点はリーグトップの『37』と高い攻撃力も誇る。ゴールを奪い切る迫力を出して3連勝を狙う。
14位の大宮にとっても、11位の水戸にとっても順位を浮上させていくためには勢いを止めたくないゲーム。果たして、勝点3を手にするのはどちらだ。
[ 文:高澤 真輝 ]

