昨季までJ3に所属していた群馬は、布 啓一郎前監督の下でJ2へ昇格。前指揮官は昨季終了後、松本の監督に就任するためチームを去った。今節でホームに迎える心構えだったが、成績低迷により、布前監督は9月下旬に松本の監督を解任された。群馬はさまざまな思いを抱えて今節へ挑む。
群馬は前節、町田と戦い3-0で快勝を収めた。今季限りでの現役引退を表明した林 陵平がPKで今季初得点を決めると、チームは勢いづいて元松本の宮阪 政樹の強烈ミドルで追加点を奪い、最後はエース・大前 元紀のダメ押しゴールで突き放した。林の存在と初得点が、チームのムードを劇的に変えた。
対する松本は、シーズン中盤まで群馬と近い順位にいたが、布前監督の解任後は6勝7分3敗と負け数が減り、ジワジワと勝点を積み上げている。前々節は長崎と1-1、前節は京都にスコアレスドロー。最近4試合は2勝2分となっている。
群馬はエースの大前を軸にした攻撃スタイルで松本撃破を狙う。中盤のユーティリティーである岩上 祐三も、古巣戦勝利に向けて牙を研ぐ。チーム目標である勝点50を達成するには残り5試合の全勝が必要。前回対戦は0-2で敗れただけに、ホームで倍返しを狙う。
[ 文:伊藤 寿学 ]
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