愛媛は2連勝ののち、第38節・大宮戦では0-3から怒とうの追い上げで執念のドローに持ち込むなど勢いを持って第39節・京都戦に臨んだ。しかし、前半で思うようにリズムに乗れない中で先制点を許し、後半で反撃に出るも、守備を固める京都を崩し切れず惜敗となった。
しかし、ややイレギュラーな布陣で臨む中でもチームとしてのまとまりはあり、守備でも大きく崩れてはいない。加えて、昨季まで甲府でプレーした横谷 繁をはじめ、有田 光希、山﨑 浩介ら主力を幾分か温存でき、中2日の“6連戦目”にも対応できる形となったのはポジティブに捉えたいところだ。
一方、甲府はJ1昇格への望みをつなげるべく、前節は敵地で千葉と対戦したが、後半にCKから不運な形で失点。終盤はパワープレーに打って出るなど最後まで勝利への執念を見せるも、1点が遠かった。この結果、今季の昇格の可能性は完全に断たれることとなった。
伊藤 彰監督は試合後、「昇格の芽がなくなってしまったことは本当に残念」と無念な思いを口にするも、「1年間通してやってきたことの足りない部分を残りの試合で出しながら、しっかり次のゲームにつなげていかなければ」と気持ちを切り替え、変わらず残り4試合に全力を注ぐことを誓い、今節に臨む。
[ 文:松本 隆志 ]

