松本は前節、開始直後からプレスで甲府の持ち味を消して、23分には先制に成功。前半終了までは順調に進んだものの、後半から甲府が選手交代とフォーメーション変更により流れを引き寄せたことで、苦しい時間も続いた。それでも集中を切らさない守備で得点を許さなかった。1-0で逃げ切りに成功し、今季三度目の連勝を飾った。これで残り2試合で2勝すれば、14勝14分14敗でシーズンを終えられる。ささやかではあるが、目指すべき目標があるのは良いこと。今節は中2日の過密日程で迎えるが、ポジティブに練習、調整に励んでいきたい。
一方の東京Vは前節・長崎戦に0-2で敗れるなど、直近5試合で2分3敗と結果が出ていない。しかしボール支配率では大きく上回っており、決め切れなかったもののチャンスそのものは作り出している。松本とは前回対戦(明治安田J2第13節)にて3-0で大勝しており、ここで白星を得て立て直しを図りたいところだ。
試合展開を予想すると、やはりボールを保持する時間が長くなるのはアウェイチームになるだろう。しかしホームチームも戦術が浸透しており、前々節・新潟戦や前節のように高い位置でのボール奪取ができれば得点機も生まれるはずで、積極的にボールを刈りにいきたい。
[ 文:多岐 太宿 ]
