チーム立ち上げからとにかく勝つことにこだわって準備を進めてきた“岩瀬アルディージャ”は開幕戦で水戸と対戦。立ち上がりから出足が鈍く圧倒される展開が続いた。それでも前半を1失点で踏ん張ると、後半に入り形勢が逆転。柴山 昌也や黒川 淳史といったテクニックやスピードが武器のドリブラーが途中交代で流れを変え、見事逆転勝利を飾った。
初勝利の勢いそのままに迎える今節は、ホームで待つサポーターに“21年版アルディージャ”の姿を初めて披露する場となる。開幕連勝スタートを目指すことはもちろん、どんな状況でも勝利にこだわる姿勢を見せたいところだ。
その甲府戦に向けては開幕戦のメンバーが軸になるだろうが、全部は読めない。岩瀬監督は相手によってメンバーやスタイルを変えながら戦っていくことを明言しており、“甲府に勝つためのベストメンバー”がピッチに送り出されることになるだろう。2018シーズン以来、J2生活も今季で4年目。「今年は違う!」と誰もが思うような結果と内容をホーム開幕戦では求めたい。
対して甲府は開幕からアウェイ2連戦となる。千葉と戦った開幕戦は終了間際のPKを決め切れずドロースタート。なんとしてでもこの試合で白星をつかみ、次節に控えるホーム開幕戦に向かいたい。伊藤 彰監督、渋谷 洋樹ヘッドコーチ、佐久間 悟GMは大宮を古巣とするだけに、強い思いで今季も敵地に乗り込んでくることだろう。
甲府にとっても今季はJ2で4年目のシーズンとなる。“J2同期”対決を制し、開幕から波に乗るのはどちらだ。
[ 文:須賀 大輔 ]

