大宮は開幕戦で勝利して以降、3連敗と波に乗れていない。前節・相模原戦では今季初めて先制点を奪うことに成功したが、終盤に守備のスキを突かれ2失点。ゲーム運びの脆さを露呈して逆転負けを喫した。さらにその3日後には雷雨の影響で延期になっていた前々節・京都戦の71分を消化。0-1の状況から再開したゲームは前半終了間際に追いついたが、後半は守備に問題を抱えたまま45分を経過。失点こそPKからの1点にとどまったが、1-2で敗れた。
ここまで4試合を戦い、全試合で失点をしていることは大きな課題。対戦相手に応じて臨機応変に戦うことを目指しているが、大前提となる守備のベースや約束事がハッキリと見えてこないのは気になるところである。中2日の3連戦とトレーニングの時間を作ることが難しい状況ではあるが、強烈な個を持つ長崎に屈しないためにも、短時間で修正を図りたい。
対して、長崎も開幕戦こそ白星を挙げたが、その後は負け、引き分け、負けの繰り返し。パッとしないゲームが続いている。昨季最後までJ1昇格争いに絡んだ姿は完全に影を潜め、今季から就任した吉田 孝行監督の下、チームを作り上げている段階にある。
選手の顔ぶれを見ればJ2トップクラスのタレントがそろい、有望な日本人選手、強烈な外国籍選手とバランスよく並ぶ。その中で最高の組み合わせを見つけ出すためにも、勝つことでチームに自信を吹き込み、上昇のきっかけをつかみたい。
[ 文:須賀 大輔 ]

