磐田は3勝3敗と波に乗り切れていない。失点数の多さが悩みの種となっていた中で迎えた前節・岡山戦は、守備的な戦いぶりで今季初の完封勝利。無失点というミッションをひとまずクリアした。先制すれば3戦全勝の反面、先制されると3戦全敗。「先制点はカギになる。先制されてしまうとどうしても苦しいし、パワーを使わなければいけない。まずは守備からというわけではないけど、やらせないことも大事」(今野 泰幸)。今節も前節同様に、まずは得点を許さないことが勝利へのカギとなるだろう。
ただ、得点を奪わなければ、今季二度目の連勝を手にすることはできない。その中で注目は2試合連続得点中のルキアンだ。2019年途中の加入以降、3試合連続得点は一度もない。この壁を越えることが、エースとして確固たる地位を築くことにもつながる。圧倒的なフィジカルで個人でも局面を打開できてしまう磐田のエースが波に乗れば、おのずと反撃への勢いも強められるはずだ。
対する松本は前節・秋田戦で、開幕から6戦目にして今季初勝利を収めた。前節までわずか1得点と攻撃面に課題を残していたが、好調の秋田から3ゴールと今季初の複数得点を奪えたことが大きな勝因だろう。特にボランチ脇のスペースを的確に狙い、ここまで1得点を挙げている河合 秀人、前節3点目をマークした鈴木 国友のシャドーの2人が活躍しているだけに、今節も彼らの働きぶりが攻撃面のカギとなる。
[ 文:森 亮太 ]
