群馬と山形のリーグ戦通算対戦成績は、群馬の5勝10分12敗。群馬の奥野 僚右監督は2012、13年に山形を指揮しており、今節は古巣対戦となる。昨季の対戦は1勝1敗。今季はともに飛躍のシーズンにするはずだったが、どちらも停滞が続く。ともに勝利という起爆剤が欲しい。
群馬は前節、松本と対戦。内容が悪いながらも終盤までスコアレスで耐えていたが、後半アディショナルタイムにセットプレーのこぼれ球から痛恨の失点。0-1で後味の悪い敗戦となった。エース・大前 元紀が今季10戦フル出場で無得点というスランプ状態で、FW陣が1点も取れない状況が続く。攻撃のテコ入れが必要となる中で、今節の攻撃メンバーに注目が集まる。
対する山形は前節・磐田戦に1-0で勝利し、明治安田J2第2節・東京V戦以来となる今季2勝目を挙げた。前々節・長崎戦での敗戦後、石丸 清隆監督が解任され、後任決定までの間は佐藤 尽コーチが指揮を執ることになっている。今季は4クラブがJ3に降格するレギュレーションだが、フロントの苦渋の決断がまずは奏功した形となった。危機感がチームに好影響を与えていくかもしれない。
群馬は連敗するわけにはいかない。一方の山形は前節の勝利を生かすためにも連勝したいところ。今ゲームのポイントは先制点となりそうだ。奥野監督は「今季のJ2は例年以上の混戦となっている。1勝、1点の重みが大きい。目の前のゲームに集中するだけ」と一戦必勝でホーム戦を待つ。勝てば中位進出、負ければ降格圏転落の可能性が高く、負けられない戦いだ。
[ 文:伊藤 寿学 ]
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