小林 伸二監督は今節のポイントに「選手間の距離を調整しながらパスの長さに変化を加えること」を挙げている。岡山の前線からのプレスをかいくぐり、ボールを効果的に前に運ぶことが、自分たちのスタイルである攻撃的な試合運びを実践するために必要なカギだからだろう。
町田戦で負傷交代した椿 直起が左大腿二頭筋の肉離れを負い、全治約8週間との診断が出た。夏の移籍で加入して、左サイドの攻守で大きな働きをしていた椿の代役を誰が務めるのか。そして、その選手がどんなパフォーマンスを発揮するかは今節の注目点であり、ゲームの行方を左右するカギにもなりそうだ。
一方の岡山はここ3試合で2勝1分と、着実に勝点を積み重ねている。新加入のFWミッチェル デュークが前線で効果的な働きをしていることも好調の要因の1つであるし、縦関係にある上門 知樹ら周囲の選手との連係も試合を重ねるごとに深まっていることはプラス材料だ。
前節・大宮戦では序盤のプレスの効きが悪かったが、すぐに修正。中盤でのボール奪取率を高め、主導権を握って試合を進めた。今節は北九州の長短を織り交ぜたビルドアップにどう制限をかけて奪取につなげるのか、グループとしての対応力が試される試合になりそうだ。
前回対戦は4月末の明治安田J2第10節。木村 太哉が挙げたゴールで、岡山が1-0の勝利を収めている。今回の結果はいかに。
[ 文:島田 徹 ]


