今節は大宮から期限付き移籍中の近藤 貴司が出場できない。持ち前のアジリティーを生かして攻守のスイッチ役を担っている中心選手の不在は大きな痛手となるが、前節は出場停止だったチーム得点王・藤本 佳希が復帰。チーム全体で攻守のアクションを増やし、エースの活躍を促したいところだ。守備面においては栗山 直樹の加入で安定感が増しているだけに、いかに攻撃面で結果を出し切れるかに注目が集まる。
21位・愛媛と勝点1差ながら、前節で今季初の連勝を遂げた大宮はついにJ3降格圏から脱出。6月の霜田 正浩監督就任後はコツコツと勝点を積み上げており、ようやく勝利という結果にリンクし始めている。前々節・松本戦では4得点を奪って大勝を収め、前節・東京V戦も複数得点をゲット。攻撃陣にも火がつき、この勢いのままJ2残留争いからも抜け出したいところだ。
両軍のチーム状況こそ違えど、ともに降格の危機を肌で感じるチーム同士。自らがはい上がり、相手を蹴落とす“シックスポイントマッチ”であることは明確だ。より勝点3への執着心を強く表現したチームがポジティブな結果を引き寄せるはずだ。
[ 文:松本 隆志 ]

