2位・磐田との勝点差は『11』。勝てば8ポイント差に縮まる。本格的なJ1昇格レース参戦をもくろむ町田にとっては必勝戦だ。古巣戦となる高橋 祥平は、「チームは一戦一戦を大事にしているので、先のことは言わないし、選手たちも言葉には出さないけど、この試合に勝つか負けるかで今後のシーズンが左右されるほど重要な試合であることは分かっている」と語った。
磐田はオーソドックスな戦い方をしてくるが、「経験値の高い選手たちがそろっている」(太田 修介)ぶん、状況判断に優れたチームに仕上がっている。ゲームコントロールの部分では磐田に1日の長があるため、町田としてはアウェイでの前回対戦(明治安田J2第2節/3○1)のように、先手を奪う展開に持ち込むことが望ましい。
もちろん、ボール保持に長けた磐田に主導権を奪われる展開になることも想定内。髙江 麗央は「ボールを持たれる時間が長くなるかもしれないが、前から行くこととブロックを組むことを、状況に応じてコントロールしていければ」と話している。
一方の磐田にとっては、3位グループの一角である町田の足音を遠ざける意味でも、昇格に向けての足場を固める意味でも、勝点3が欲しいゲームだ。それ以前に、磐田は前回対戦で今季唯一となる2点差以上の敗戦を喫しているため、リベンジを期する思いも強い。前節は開幕戦で敗れた琉球に雪辱を果たしているぶん、士気も高いはずだ。
次節から始まるラスト10試合に向けて、はずみをつけるのはどちらか。今後の昇格戦線を占うビッグマッチは、3日の15時にキックオフの号砲が鳴る。
[ 文:郡司 聡 ]
