磐田は前節、町田との上位対決に挑んだ。ルキアンがシーズン最長タイとなる5試合連続ゴールを決めるなど、前半のうちに2点のリードを得る。町田がアグレッシブさを取り戻した後半はペースを握られたが、最少失点に食いとどめて貴重な勝点3を獲得。これでリーグ戦再開後は9戦無敗だ。残り10試合のタイミングで首位にも再浮上と、順調にJ1復帰に近づいている。
その中で迎える今節からは北九州、栃木、愛媛、大宮と、残留争いをしているチームとの4連戦。そのあとには、J1昇格の山場となり得る新潟、京都との連戦を控えていることからも、この4連戦をいかに乗り越えられるかが大きなポイントだ。なりふり構わず勝利を目指してくる相手を、これまでどおりに跳ねのけていけるか。
「また1つ、2つと厳しい局面を迎えるかもしれないけど、この勝点差は自分たちから崩れなければ詰まらない」(山田 大記)。昇格に向けて盤石な歩みを続けていきたいところだ。
対する北九州は前節、群馬との残留争い直接対決に臨み、2-2のドロー。相手に先制されながらも、髙橋 大悟が今季初の2得点を挙げて逆転に成功する。しかし、終了間際に失点を喫し、勝利目前のところで勝点2がこぼれ落ちた。
それでも、ここ8試合はわずか1敗と、調子自体は悪くない。鈴木 雄斗の2得点で磐田が勝利した前回対戦も、失点までは磐田を苦しめる戦いを演じていた。それだけに、決定機をいかに仕留められるか。佐藤 亮、富山 貴光ら攻撃陣の得点力が勝負の明暗を分けるポイントになり得るだろう。
[ 文:森 亮太 ]
