前節はアウェイで相模原に1-0。何度か先制のチャンスを作りながら決め切れずにいたが、焦れることなくプレーを続けて45分、中原 輝のゴールで均衡を破った。中原は2試合連続ゴール。危ないシーンは16試合ぶりの出場となったGK藤嶋 栄介の好セーブでしのぎ、終盤に押し込まれた時間帯は相手のシュートがクロスバーに直撃するなど、ピンチもありながら無失点で乗り切った。
群馬はJ2残留圏内の16位にいるが、J3降格圏とは勝点2差。残り8試合でまったく予断を許さない状況だ。それだけに、4試合遠ざかっている勝利がなんとしても欲しいところ。結果こそ出ていないが、直近の3試合はすべて前半での先制に成功している。押し込まれる時間が多くてもしぶとく粘り強い守備で僅差の展開に持ち込む力はある。あとは90分でいかにスコアで上回れるかだ。
前節・京都戦の先制は44分。連動したプレッシングでバックパスを誘い、GKまで詰めた大前 元紀が流し込んだ。後半早々にピーター ウタカのゴールで追いつかれたが、J1昇格を争う相手に手ごたえを感じる内容だった。その京都戦の終了間際に負傷した岩上 祐三の状態は気になるところ。前々節には大武 峻が負傷交代し、前節も欠場している。総力戦の様相が濃くなる中、残留へ近づく勝利を目指す。
[ 文:佐藤 円 ]
