水戸は前節・山口戦で先制に成功しながらも、セットプレー2本から逆転される苦しい展開を強いられた。しかし、76分に途中出場の藤尾 翔太が強烈なシュートを叩き込み、ドローに持ち込んだ。勝利を逃したものの、秋葉 忠宏監督就任後最長となる5試合負けなしという結果がチームの成長を証明している。ホームで戦う今節は勝利という形で負けなし記録継続を目指したい。
岡山は11位ながらも直近11試合でわずか1敗と抜群の安定感を見せている。チームを支えているのはリーグ最少タイの28失点の堅守。しかし、強みは守備だけではない。オーストラリア代表FWミッチェル デュークと上門 知樹の2トップはリーグ屈指の破壊力を持っており、高いレベルでの攻守の融合が現状の結果につながっている。
今節のポイントは先制点。4試合連続失点中の水戸は守備の立て直しが求められる。堅守を誇る岡山に先制点を奪われたら、苦しい展開になることが予想される。いかにきっ抗した展開に持ち込めるかが今節のカギを握るだろう。
そして、試合終盤でギアを上げてゴールを奪うのが水戸にとっての理想のパターン。直近4試合で76分以降に5ゴールを決めているように、終盤に力を発揮できるのが最近の水戸の強みである。「90分で勝つ」意識をチーム全体で共有し、岡山の守備を攻略してホーム3連勝を飾りたい。
岡山としては、直近11試合の戦績は4勝6分1敗と勝ち切れない試合が多いという課題を抱えている。今節は今季初の3連勝を飾って、現状を打破したい一戦だ。
[ 文:佐藤 拓也 ]