京都は前節・群馬戦、敵地でドロー。最終ラインのミスから先制点を奪われるも、エース・ピーター ウタカの一撃で追いついて、勝点1を持ち帰った。攻め続ける中で何度も決定機を作り出したことは評価できるが、そのチャンスを決め切れなかった。ピーター ウタカへの厳しいマークが予想される反面、周りの選手にはつけ入るスキがあるはずだ。前節は主力3人が欠場し、代わりにチャンスをつかんだ選手は持ち味を発揮したが、勝利とはならなかった。今節もキャプテンの松田 天馬が累積警告により出場停止となり、今季初めて欠場する。練習場での激しい競争を勝ち抜いて公式戦のピッチに立つ選手たちには、チームの総合力を見せつける活躍が期待される。
山口は名塚 善寛監督が就任してから3試合で1分2敗。前節・水戸戦は先制されたあとに一度は逆転するも追いつかれ、勝点1を積み重ねるにとどまった。ただ、前体制から続いていた連敗を『4』で食い止めている。新体制では前線からのプレスを強めており、ボールを奪ってからスピード感を持って攻撃へ打って出る展開も含めて、一定の手ごたえはつかんでいる。それだけに、早く勝利という結果につなげたいところだ。敵地で上位チームに挑むことになるが、J2残留争いから抜け出すためにも粘り強く戦い、名塚監督の下での初勝利を目指す。
今週に入って急な冷え込みを感じるが、当日もそうした中での試合となりそうだ。選手にとっては気温が下がり、プレーしやすい環境と言える。上位と下位の対戦だが、勝利に懸ける思いに差はない。古都での一戦、熱い展開が期待される。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

