甲府と山形との試合では、守備強度が以前に比べて格段に上がった。前線からのプレッシャーがうまくハマった山形戦の前半がその象徴だろう。また、奪われたあとの守備への切り替え、プレスバックも意識が高く、押し込まれた後半でもボールホルダーへの寄せを絶やさなかった。
また、20試合ぶりに先発した佐藤 凌我が得点を挙げるなど、前線も活性化。端戸 仁、佐藤 優平、井出 遥也、ジャイルトン パライバといった離脱者がいるのは相変わらずではあるが、平 智広が復帰するなどチームの競争力は上がっている。このままの流れで、6月以来となる連勝を達成できるか。
長崎は2位の京都との勝点差が『10』。残り5試合と昇格に向けて厳しい状況ではあるものの、ここ2試合で連勝中。明治安田J2第34節から2試合勝ちなしで窮地に立たされていたが、そこからのリバウンドメンタリティーを誇示している印象だ。前節・群馬戦はホームで4-1と大量得点を挙げた。植中 朝日が2ゴールをマークしたほか、澤田 崇、加藤 聖にも得点が生まれている。「追いつかれたあとも非常に規律正しく、相手に常にプレッシャーを掛ける試合をやってくれた」と松田 浩監督も評価。“勝ち続けるのみ”という姿勢で、アウェイに乗り込む。
ともに前節は勝利。好調な2チームの激突は好ゲームの予感が漂う。
[ 文:田中 直希 ]
