前節・水戸戦に勝利したことでJ1復帰を決めている磐田。大きな目標を果たしたが、試合後には「優勝というのがみんなの掲げていた目標でもあるので、昇格はうれしいけど、もっと大きな喜びをみんなで味わえるように頑張っていきたい」と大井 健太郎は語っていた。週始めのトレーニング前にもそう気持ちを切り替えるよう、スタッフ陣から伝えられたこともあり、J2タイトル獲得へ視線はそろっている。これまでと同じように一戦必勝の姿勢で臨むことは間違いない。
対する長崎は、1つも落とせない緊迫した状況が続く中、4連勝と意地を見せている。ただ、2位・京都とは勝点7差。J1復帰への道のりは、今節にも途絶えてしまう可能性がある。それでも、勝たないことにはその望みをつなぎ止めることはできない。磐田から勝点3を奪い、最低限の条件をクリアすることが必要不可欠だ。
磐田が勝利した上で、京都が引き分け以下の場合は、今節でのJ2制覇が決まる。長崎との結果が引き分け以下であれば次節以降に持ち越しとなるだけに、磐田も勝利は譲れない。長崎は、京都が勝利した時点で、この一戦の結果にかかわらず希望はついえてしまうが、先にキックオフを迎えられる立場としてプレッシャーを掛けられる状況にはある。勝利を収めた上で、他会場からの朗報を待ちたいところだ。
果たして今節で昇格、もしくは優勝の行方が決まるのか。注目の一戦だ。
[ 文:森 亮太 ]
