前節、大宮相手に見事な逆転勝利を収めた水戸。前々節で磐田に完敗を喫し、J1昇格を決めたチームとの力の差を痛感させられたが、選手たちはそれを“悔しさ”で終わらせることなく、明確な“目標”と捉えてさらなる進化を誓った。そして、大宮戦で早くも体現してみせた。
ただ、「1回勝っただけで磐田戦が消えるわけではない」と大崎 航詩が言うように、前節の勝利に対して浮かれる様子はない。大切なのは継続すること。前節以上のパフォーマンスを発揮して勝利をつかみ、サポーターに来季への希望を示したい。
対する愛媛はJ3降格圏の21位に沈んでおり、今節の結果次第では降格が決定する。前節は残留争いのライバルである相模原と対戦。きっ抗した展開が続いた中、83分に唐山 翔自の加入後初ゴールで先制するも、89分と後半アディショナルタイムに失点して逆転負けを喫してしまった。
崖っぷちに追い込まれてしまっただけに、下を向いているわけにはいかない。とにかく今節で勝利するため、一丸となってアウェイに乗り込んでくることだろう。可能性をつなげる勝利をつかむことができるか。命運を懸けた大一番に挑む。
[ 文:佐藤 拓也 ]