開幕戦を踏まえて今週意識したのは「ちゃんとパスを受けるとか、ちゃんとパスを出すとか、基本的な部分」(大木監督)。山口戦は奪ってからのミスもあって長く作れなかった、自分たちでボールを保持する時間を少しでも増やすことがテーマの1つになる。
そのためにも、まずは相手ボールをしっかり奪い切ることが必要で、試合3日前のトレーニングでは、前からのプレッシャーに合わせたカバーリングの動きも確認していた。
対する山形も今季初勝利を目指す一戦。前節はゲームの主導権を握りながら、自陣で堅いブロックを敷いた群馬を崩し切れずに失点して、黒星スタートとなった。
ピーター クラモフスキー監督は「試合はよくコントロールできていた部分もあった」としつつ、「相手の裏を取ったりという部分をもう少しシャープにできれば良かった」と振り返り、南 秀仁は「自分たちがやっていこうとするサッカーに必要な精度をもっと上げていかないと、崩し切れないと感じた」と述べており、アタッキングサードに持ち込んでからフィニッシュまでのプロセスが焦点となる。
お互いに攻撃面の質を高め、相手のディフェンスをどう破るかが今季初勝利へのカギだが、双方とも昨季の強みであった安定した守備は継続されており、ゴール前での緊迫した攻防が多く見られる一戦となりそうだ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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