昨季3位の甲府が昨季7位の山形をホームに迎える。2018年以降、J2での両チームの対戦成績は2勝4分2敗と均衡している。昨季は甲府が1勝1分だったが、内容を思い出せばホームでの明治安田J2第32節は負け試合のような入りで、立ち上がりを山形に持っていかれた。今季はともに1勝1分1敗で、得失点差で山形が9位、甲府が11位。現時点での順位を気にする必要はないが、昇格候補が多い今季はライバルの勝点を直接減らし、自らの勝点を積み上げるチャンスはモノにしたい。
序盤戦は公式戦を戦いながら徐々に連係、精度を高め、完成度につなげたいが、甲府は新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けた選手が先週でようやく全員復帰。ケガ人も復帰し、一時期のフィールドプレーヤー15人程度という状況を脱した。完全な戦力化には時間が必要な選手もいるが、今節は吉田 達磨監督が新しい選手を起用、メンバー入りさせる可能性もあるのではないか。「前節で勝っているので変える必要はないし、悩んではいないが、オプションはある」と吉田監督は話した。
ピーター クラモフスキー監督の下で2年目のシーズンとなる山形。攻撃時は[4-4-2]に近い布陣で、ポジショナルプレーにより相手の対応を難しくする。甲府の吉田監督は「対応しないといけないが、対応だけをするとキリがない。アップテンポな試合になると思うので、そのイメージを作った」と9日の練習後に話している。この狙いが実際の試合でどんな内容、展開になるのか非常に興味深い。
[ 文:マツオ ジュン ]